早期退職〜デュアルライフ目指して

東京と蓼科のデュアルライフを目指すプレシニアです。健康とお金のことを中心に綴ります。

父への手紙

こんにちは、しおんです。
ツツジが咲き始めましたね。桜同様、こちらも例年より早いように感じます。ウォーキングしていても、ほのかな香りが気持ちいいですね。


◆父の入院
さて、先週、母から連絡があり、父親が2週間ほど入院することになったとのこと。

父は、65歳まで会社員として働き、退職後すぐに大病を患ったものの奇跡的に復活。その後は、朝晩散歩を欠かさず、モミジを植えたりブルーベリーを獲ってジャムを作ったり、山荘暮らしを楽しんでいました。


真面目な母に磊落な父。
二人ともそれぞれのやり方で、私を育て、応援してくれました。冗談を交わしながら食卓を囲み、元気をもらいました。また父は、時には仕事の悩みを打ち明ける社会人の先輩でもありました。

 

◆父のこれから
とはいえ、その父ももうすぐ88歳なのですよね。
本人曰く「俺もよく生きたもんだよ。リウマチやったりしたから、こんなに長生きするとは思わなかったなぁ」「好きなようにやってきたし、悔いはないな」と。

 

今週末に検査をし、月曜にはその結果と治療方針を先生から説明いただくとの事でした。
両親は、10年ほど前に尊厳死の会に入会し、「身体中に管をつなぐような無理な延命はノーサンキュー」という意思を明確にしています。

今回も、両親と先生の3名とでしっかり話し合って方針を決める。大きな手術であれば年齢が年齢だけに、かえって予後がきつくなる可能性もあれば、自然に委ねることも考えているとの事でした。


◆コロナの制約
普段の時なら、週末に顔を見に行くところですが、この状況下では東京から地方に行くのは歓迎されないですね。
病院も、親族でも1人のみ・1日1回15分以内の面会に限定されているとの事でした。

今は離れたところから見守りましょう。

 

◆お見舞いのかわりに
お見舞い金を包もうかと思い、母に「お金は大丈夫?」と聞いたところ、今のところ心配ないとのこと。

お見舞品も、今回は胃腸関連なので食べ物はNG。ただ、本人は病室に会社四季報などを持ち込み、株式研究に余念がない様子。ボケ防止にちょうどいいんだそうです。
つまり、まだまだ本を読んだり会話に支障はないんです。

 

◆リアルな写真&手紙
そんな環境で、私だったら、お見舞いにもらって何が嬉しいかなぁ…と考え、久しぶりに手紙を書くことにしました。加えて、昨年生まれた孫の写真を現像し、同封することにしました。

父にとってはひ孫に当たりますが、コロナの最中の出産でもあり、実はまだ1度も会っていないのです。残念…🥲


◆写真プリントサービス
富士フイルムのサービスを利用し、土曜日の朝10時までにプリントアウトを指定したところ、翌日曜の2時過ぎには家に届いてました。

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は、早い!

 

家を出ることなく、様々なサービスが受けられる、本当に便利な世の中ですね〜。お値段も送料含め500円弱とリーズナブルでした。

 

写真を順番にセットし、簡単な手紙2枚程度を書いて封入。う〜ん、考えたらプライベートの手紙なんて、何年ぶりかしら?

 

先ほどポンッと投函してきたので、火曜日には届くでしょう。

父の笑顔が浮かびます。いい日曜日の時間の使い方だったなぁ。なんて(^^)

 

◆後悔のないように
まあでも、会えないからこそ、のコミュニケーションを大切にしたいですね。

何でも、思っているだけでは伝わらないので、それを「行動にして示す」ことが大事だと思います。

もしかするとー考えたくはないけどー、もうリアルでは父と会えないかもしれない。そうなっても後悔しないよう、今自分にできる形で気持ちを届けていこうと思いました。