登記変更を完了させました
こんにちは。しおんです。先週やっと山荘の登記変更を済ませたので、そのお話を。
◆相続全体の手続き
~おおむね以下の流れでした~
①相続財産の把握
②戸籍謄本一式を入手
③「相続関係説明図」作成
④「法定相続情報一覧図」取得
⑤遺産分配の合意→「遺産分割協議書」作成
◆長男夫婦に感謝
①と⑤は皆でやりましたが、②~④は長男達が手配してくれて助かりました。頼れる兄弟がいてありがたいです!
年明けからは、私が受け継ぐ山荘に関して、管理費や公共料金の名義変更などを少しづつやっていました。
◆登記変更手続き
そして、先々週、ようやく登記変更の申請をしました。
ステップとしては、
1)「固定資産評価証明書」の取り寄せ
2)全員の「印鑑登録」を揃える
3)「登記変更届」を作成
4)印紙、送付用&返信用封筒を用意
5)提出書類を整え、返信要書類はコピー
6)管轄の法務局に郵送提出
7)受け取り
1)は相続人であることの証明書類と印紙を郵送したところ1週間で返信が来ました。早い!
2)は、各自4通の印鑑登録証明書を用意し、四十九日に、署名捺印した協議書とともに1セットづつ持ち帰っていました。
3)「登記変更届」は法務局サイトから雛型をダウンロードできます。シンプルな書式で注意書きを読めば記載自体は簡単でした。
4)登録免許税の金額分の印紙を郵便局で購入(一緒に「レターパック」も買っておくと便利です。返信用封筒も用意)
→普通のA4用紙に「印紙貼付台紙」と記載し印紙を貼り、「登記変更届」とホチキスで止めて「契印」を押します。
5)提出書類をセット〜①と②はひと綴り〜
①登記申請書
②印紙を貼った「印紙貼付台紙」
③法定相続情報
④遺産分割協議書
⑤印鑑証明(人数分)
⑥評価証明書
*原本返却が必要な場合はコピーを同封し、コピーに「この写しは原本と相違ありません」と記載&署名捺印すれば返却してもらえるそうです。
◆返信用封筒
6)発送にあたり、切手がたくさんあったので、返信用封筒は自作しちゃいました。写真のように赤いラインを2本引き、本人限定や書留等を赤字記載。必要分の切手を貼り、不足すると面倒なので予備を同封(足りたようで返却して下さいました)
→「不動産登記申請書在中」と記載し管轄の法務局宛て発送。
7)その後、「登記完了証」と「登記識別情報通知」が送付されてきます。今回は投函してから7日めに郵便局から事前通知が来たので、時間指定して免許証提示で受け取りました。
◆便利な「法定相続情報一覧図」
今回、このおかげで下記の書類が不要になり、大変便利でした。
・被相続人の戸籍謄本類
・相続人の戸籍謄本類
・住民票や住民票除票
複数の手続きを並行して進められる点も良かったです。法務局で必要通数を無料発行してもらえるので、多めに取っておくと安心です。ウチは10通発行し私は2通もらいました。
◆できるけど、それなりに手間…
やってみての感想は、"辛抱強くやればできる"です。
やり方はサイトを調べれば載っており、一つ一つはさほどの負荷ではないものの、情報がコマ切れなんですよね〜。納得するまで追いかけるとそれなりに時間がかかりました。相続登記の義務化が始まれば、わかりやすいマニュアルが出てくるかも?
まあ、数万円の手数料がお小遣いになると思えば、私的にはやる一択という事で♪♪
忙しい方や面倒なのは勘弁という方は、専門家にお任せするのもいいと思います。
何はともあれ、これで相続関係の手続きは完了です。無事にできてほっとしました。