これからどうしたい?〜役職定年の研修〜
こんにちは。しおんです。先日、役職定年を迎えた一員として、会社の研修を受けました。
◆自分の来し方を振り返る
まず、入社以来、どのような仕事をしてきたか、その時の"充実度"などを振り返り、自身の30年余りを整理しました。
私自身は、マーケティング、広報、経営企画など、大変な事もありつつ、それなりにやって来れたのかな…と。
長いスパンで自分のキャリアを俯瞰するのは、なかなか興味深い試みでしたし、見える化することでしっかり棚卸しできました。
◆価値観は?
「どういうことに喜びを感じるか。」これは、人によって様々だそうです。
たとえば、"達成感"や"人のために貢献していると実感できる"、"自らの成長"、"チームメンバーとの協力"、"他人から認められる"など。
自分自身は、承認欲求は低く、仕事の質や有用感等に価値を置いていることがわかりました。
◆事例から学ぶこと
ケーススタディーとして、
1)自分より年下の上長をサポートすると言いながら、過去のやり方を押し付けるケース
2)自分の存在意義に疑問を持ち、やる気を失ってしまうケース
等が提示され、グループでディスカッションしました。
まぁ、「社会の中、企業の中での自分の立ち位置をきちんと捉え、有用な人材たれ」というのが、基本的なメッセージですね。
◆これからのキャリアプラン
以上、現状や、内的満足度、将来どうありたいかを踏まえ、
・今後どうしていきたいか
・またそのためにはどのような+ αが必要か
を検討しました。
余談ですが、「いくつまで働きたいか」という問いに対して、「できるだけ長く、可能であれば70歳まで」と言う人が多かったです。
働くことで自分が役に立っていると感じられることがポイントのようでしたね。
それ自体意義ある事だし、すごいなぁと思いました。
心の中で3月末まで…と思っている私は、色々な暮らし方を模索したいと発言するに留めましたが。
◆皆さんの姿勢は見習いたい
全般に、皆さん、穏やかななかにもやる気に満ちていました。
一部上場企業でそれなりのポジションまでいった方たちだからかもしれませんが、仕事に対する真摯な姿勢や、人柄の上でも魅力的な方が多かったです。こういう人たちと働けたんだなぁ、と自分の中に誇らしい気持ちが湧いてきたくらい。
半日と短い時間でしたが、学ぶことの多い良い体験をさせて頂き、感謝です!